今からチェックできる!ホームページの改善ポイントとは?
せっかくホームページを作ったのに成果が出ない、ホームページを全面リニューアルするべきかどうか迷っている、今すぐできる改善策はないか、など既にホームページをお持ちの方も様々な悩みを抱えていると思います。
今回は今からチェックできるホームページの改善ポイントについてお伝えします。
目次
ホームページの現状を把握
ホームページを今より良くしよう思っていきなり改善策を試してみたいところですが、まず現在ホームページがどんな状態なのか把握することを第一歩とすると、問題点がより明確となり、またホームページを改善する前と後で比較検証ができるのでおすすめです。
ホームページ制作の目的やコンセプト
最初にホームページを制作した際には、どういった目的で制作しましたか?とりあえずホームページがなかったから制作したという場合もあれば、あるサービスを売るためにまずはホームページから資料を請求してもらう、といった目的を決めて制作している場合もあります。さらに毎月5件など目標数値まで落とし込めている場合もあるでしょう。
そしてその目的は今も変わっていないかどうかも、確かめるポイントとなります。ホームページを運営していると、いつの間にか最初に定めた目的を忘れている場合や、違う目的にすり替わっている場合があります。
ホームページを改善する場合には、まず現状の把握から行ってください。
現在のアクセス数や目標を再確認
ホームページにGoogleアナリティクスやアクセス解析ツールを入れていて、ホームページをリニューアルしてからと、リニューアル前のアクセス数を比較できる場合は、総アクセス数やユーザー数はどれくらい伸びているのか、逆に減ってしまったか、確認することが出来ます。
またホームページの目標値を決めていた場合には、実際どうだったのか、最初は上手くいっていたが今は目標を下回っているなど、現状数値を確認します。
社内体制も見直すポイントの1つ
ホームページを改善する場合には、ホームページの運用体制がどうなっているのかも見直すポイントとなります。
・ホームページの運用を1人で担っている
・ホームページに掲載されている情報が最新ではない
・実績やブログ機能はあるが、更新頻度が少ない
上記のような場合には、ホームページの管理をする人を増やすと様々なアイデアが出たり、スケジュール管理をしながら更新することが出来るので、社内体制を見直すと改善する可能性があります。
またどんなことを情報発信したらいいか分からない、といった問題もあります。
これはホームページの制作段階でやりとりしていた担当者と、完成後にホームページを更新する担当者は違う場合があります。そういった場合には、何のためにホームページを制作し、その後運用していくのかといった目的を共有することが、継続した運用をすることにつながります。
ホームページの5つの改善ポイントとは
まず第一にホームページの現状を知ることをお伝えしたところで、続いてチェックすべき改善ポイントについて説明します。
ファーストビューで伝える内容
ホームページのファーストビューとは、トップページを開いた際に一番初めにユーザーの目に飛び込む内容のことです。メインビジュアルと呼ぶこともあります。
企業のホームページにとってファーストビューは、会社の顔とも言うべき重要な場所になります。そのファーストビューでユーザーにしっかりと情報が伝わっているかがポイントとなります。
具体的には、ターゲット層に合った画像やキャッチコピーになっているのかということです。ユーザーが何か情報を探している途中で御社のホームページに出会ったとき、一目でサービスの特徴や誰をターゲットとしているのかが分かれば、安心して読み続けることができます。
第三者の声を入れてユーザーの信頼を獲得する
ホームページに掲載している情報は、ただ自社(ホームページの運営元)が良い会社ですよ、良いサービスですよ、と情報発信してもユーザーは中々納得しない時代となっています。つまりそれだけではユーザーが満足する情報には至っていません。
そこで現在多くのホームページで取り入れられているのが、お客様の声や口コミなどの第三者的な立場である「サービスを利用したお客様の声」をホームページで掲載することです。
「第三者の声=実際にサービスを利用した方の声」となるので、リアリティがあり、情報の信頼性が増します。
現在お客様の声や口コミのコンテンツを持っていないホームページや、機能はあるけど中々活用出来ていないホームページは、ぜひ取り入れてみてください。
自社のアピールコンテンツを用意する
ユーザーがサービスを検討するときは、多くの場合いくつかの似た会社を数社ピックアップし比較検討しています。そのときに、自社の特徴がすぐにわかるホームページや、1ページに特徴がまとめられていると、ユーザーは会社の特徴を理解しやすく他社と比較するときに役立ちます。
またホームページを見ても競合他社との違いが分かりづらい場合には、ホームページから離脱する原因となります。
ファーストビューでどういった会社かアピールしたり、「〇〇が選ばれる5つの特徴」といったコンテンツを用意し、他社と比較したときにどういった特徴がアピールできるところか、を明確にしておく必要があります。
最新の情報発信や役立つ情報の提供
ホームページのコンテンツとして新着情報やお役立ちコラムなどを設置している会社は数多くあります。しかし上手く運営しているホームページはそれほど多くありません。
新着情報について
まず新着情報に関しては、半年前や1年前の情報で日付が止まっていませんか。興味があってホームページに訪れるユーザーに対して、会社の新しい情報を提供できていなければ機会損失となってしまいます。
新しい製品が出た、お客様に納品した、メディアに掲載された、など定期的な情報発信があってこそ、新着情報となります。
役立つ情報の発信について
次に役立つ情報の提供として、ブログ機能を使って自社で更新できる機能を持ったホームページを制作会社に作ってもらった会社も多いのではないでしょうか。その機能、しっかりと使えていますか。
ブログは更新しているけど反響がない場合には、そのブログは本当にユーザーの役に立っている内容かどうかも見直すポイントです。過去に投稿しているブログの中でアクセス数が多い記事があれば、ユーザーの反響があるブログの特徴が掴めるかもしれません。
またブログの更新自体が止まっている場合には、競合他社がどういったブログを書いているのか研究したり、社内体制を見直すことも必要となります。
サイトのゴールは分かりやすいか
ホームページではユーザーが見た後、必ずアクションしてもらうように導線を作っています。例えば資料請求やお問い合わせ、セミナーのお申し込みなどです。
ユーザーがホームページを見て、興味を持った場合に次にどういった行動をしたらいいかが明確になっていないと、どうしたらいいか迷って離脱してしまう可能性も考えられます。
ホームページのゴール設定の工夫
そこでホームページのゴールとなるボタンは、目立たせたり、リード文を追加して、スムーズにアクションしてもらう工夫が必要です。
また中々アクション数が集まらない場合は、アクションに対するハードルが高い場合も考えられます。その場合には、アクション前後の流れを詳細に伝えたり、よくある質問や、どういった人がアクションしているのかなどをホームページで伝えることで、少し気になる人でもアクションできるようなハードルを下げたゴール設定ができます。
まとめ
ホームページを改善するときには、まず現状把握からスタートすることを説明しました。
制作から時間が経っている場合は、担当者がいないなど情報がないことも多々あるのですが、そのときにどういった目的でホームページが制作されたのか、どういった目標を掲げていたのか、という情報があれば効果検証が可能です。
また現状数値として、アクセス数やユーザーが分かれば、過去や改善後と比較できるので、アクセス解析の数値も必要です。
そして現状が把握できれば、ホームページを改善するステップに入っていきます。
このコラムでは5つのポイントを挙げました。
全てに共通しているのは、ユーザーファーストで考えて分かりやすい情報を提供できているのか、という点です。どういったユーザーがホームページに訪れているのか、また訪れてほしいのか、をしっかりと考えて、その目線にあった情報を発信してください。
弊社では、ホームページリニューアルや、部分改修、コンテンツ追加などのご相談も承っております。
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