【WEB大阪コラム】ホームページ公開前チェックリスト|WEB担当者が確認すべき30項目
ホームページの制作が終わると、いよいよ公開です。しかし、デザインや原稿が完成しただけでは、公開準備が整ったとはいえません。
リンク先は正しいか。問い合わせメールは届くか。スマートフォンでも崩れていないか。Googleに正しく認識される設定になっているか。確認するポイントは多岐にわたります。
そこで今回は、企業担当者向けに「ホームページ 公開前 チェックリスト」を30項目にまとめました。
制作会社へホームページを依頼している場合でも、すべてを制作会社任せにするのはおすすめしません。
会社情報や料金、サービス内容などは、発注企業だからこそ判断できる内容です。一方、SEO設定やリダイレクトなどは、制作会社側での技術確認が中心となります。
双方で役割を分けながら、公開前の確認を進めましょう。
無料でお見積り・ご相談承ります。
お気軽にお問い合わせください。
目次
ホームページ公開前チェックリスト30項目
まずは一覧で確認したい方に向けて、30項目をまとめました。
会社情報・原稿
- 1. 会社名・所在地・電話番号
- 2. 代表者名・営業時間
- 3. 許可番号・料金などの重要情報
- 4. 誤字脱字・古い日付・ダミーテキスト
デザイン・表示
- 5. PC・スマートフォン・タブレット表示
- 6. 主要ブラウザでの表示
- 7. 文字サイズ・画像表示
- 8. ボタン・表・余白・横スクロール
リンク・ナビゲーション
- 9. メニュー・パンくず・ロゴ
- 10. 内部リンク・外部リンク
- 11. PDFなどのファイルリンク
- 12. 電話・メールリンク・404ページ
フォーム・メール
- 13. 必須項目・エラー表示
- 14. 確認画面・完了画面
- 15. 自動返信メール
- 16. 管理者への通知メール
- 17. メールの受信・迷惑メール判定
- 18. スマホ入力・個人情報同意・スパム対策
SEO
- 19. title・meta description・H1
- 20. noindex
- 21. robots.txt
- 22. canonical
- 23. XMLサイトマップ
- 24. 301リダイレクト
- 25. 画像のalt属性
- 26. OGP・favicon・構造化データ
アクセス解析
- 27. GA4・Search Console
- 28. 問い合わせなどの成果計測
セキュリティ・運用
- 29. HTTPS・WordPress・管理者設定
- 30. バックアップ・管理情報・運用体制
それぞれ、詳しく確認していきます。
公開前チェックが必要な理由
ホームページは公開した瞬間から、顧客や取引先が閲覧できる状態になります。
誤った電話番号や料金が掲載されていれば、会社への信用にも関わります。問い合わせフォームが動かなければ、せっかくの商談機会を逃すかもしれません。
さらに注意したいのがSEOです。
制作中のホームページでは、Googleに登録されないようnoindexを設定する場合があります。この設定が公開時にも残れば、検索結果に表示されません。
Googleも、robots.txtによるクロール制御と、noindexによるインデックス制御は別の仕組みとして案内しています。またcanonicalは、重複または類似するURLの中から代表URLを示すための設定です。3つを混同しない確認が必要です。
公開前は「見た目」だけではなく、裏側まで含めて確認しましょう。
会社情報・原稿のチェック
原稿は発注企業側での確認が欠かせません。制作会社では判断できない情報も多いためです。
1. 会社名・所在地・電話番号
担当:発注企業
確認内容は、会社名や住所、電話番号です。移転や組織変更をした企業では、古い情報が残っていないか注意します。
誤りがあると、問い合わせや来社にも影響します。
会社概要だけでなく、フッターやフォームも確認してください。Googleマップへのリンクがある場合は、表示先も見ておきましょう。
2. 代表者名・営業時間
担当:発注企業
代表者名、営業時間、休業日などを確認します。社長交代や営業時間変更のあとに、古い情報が残るケースも考えられます。
会社概要だけでなく、問い合わせページやフッターまで確認するのがポイントです。
3. 許可番号・料金などの重要情報
担当:発注企業
業務上必要となる許可番号や料金、サービス条件などを確認します。
誤った内容の公開は、顧客とのトラブルにつながりかねません。
契約書や社内資料など、正式な情報と見比べてください。法的な判断が必要な表記は、必要に応じて専門家にも確認しましょう。
4. 誤字脱字・古い日付・ダミーテキスト・ダミー画像
担当:双方
文章全体を読み、誤字や古い年月がないか確認します。
「テキストテキスト」など、制作途中の仮原稿にも注意が必要です。
また購入前のウォーターマークが入った画像のままになっていないかも確認します。
ページ単位ではなく、サイト全体を通して確認すると見つけやすくなります。
デザイン・表示のチェック
デザイン確認では、制作時に見ていたパソコンだけで判断しないことが重要です。
5. PC・スマートフォン・タブレット表示
担当:双方
PC、スマートフォン、タブレットで表示を確認します。
特定の画面だけで文字や画像が重なる場合があります。
実機とブラウザの開発機能などを組み合わせ、主要な画面幅を確認しましょう。
6. 主要ブラウザでの表示
担当:制作会社
Chromeだけではなく、SafariやEdgeなどでも確認します。
ブラウザによって表示や動作に差が出る場合があるためです。
想定している利用者の環境を踏まえ、確認範囲を決めておきましょう。
7. 文字サイズ・画像表示
担当:双方
文字が小さすぎないか。画像が伸びたり切れたりしていないかを見ます。
特にスマートフォンは、PCより読みづらさが目立ちます。
実際にページを読み進めながら確認すると判断しやすくなります。
8. ボタン・表・余白・横スクロール
担当:制作会社
ボタンの押しやすさや、表の表示を確認します。意図しない横スクロールにも注意します。
画面から内容がはみ出すと、操作性が低下します。
料金表や比較表が多いサイトは、スマートフォン表示を重点的に見てください。
リンク・ナビゲーションのチェック
ホームページ公開前の確認では、すべてのリンクを一度たどるのが基本です。
9. メニュー・パンくず・ロゴ
担当:制作会社
グローバルメニューやパンくずを確認します。ロゴからトップページへ戻れるかも見ておきます。
リンク設定が違えば、ユーザーが目的のページへ進めません。
実際にクリックしながら、移動先を確認してください。
10. 内部リンク・外部リンク
担当:双方
本文やバナーなどのリンク先を確認します。
制作環境のURLが残っていたり、古い外部ページにつながっていたりする場合があります。
主要ページだけでなく、本文内のリンクも確認しましょう。
11. PDFなどのファイルリンク
担当:双方
カタログや会社案内など、PDFへのリンクも確認します。
古い資料が開くと、ホームページ本文との情報が食い違う恐れがあります。
ファイル名だけで判断せず、実際にPDFを開いてください。
12. 電話・メールリンク・404ページ
担当:制作会社
電話番号やメールアドレスのリンクを確認します。存在しないURLへアクセスした際の404ページも見ておきます。
リンク設定を誤ると、問い合わせにつながりません。
特に電話リンクは、スマートフォンで実際にタップして確認しましょう。
フォーム・メールのチェック
問い合わせフォームの動作確認は、公開前チェックの中でも重要です。
画面上で送信できても、担当者にメールが届いていなければ意味がありません。
13. 必須項目・エラー表示
担当:双方
未入力の状態で送信し、必須項目が機能しているか確認します。
入力ミスを知らせる表示が分かりにくいと、途中離脱につながります。
正常な入力だけでなく、あえて誤った入力でも試してください。
14. 確認画面・完了画面
担当:双方
確認画面を設けている場合は、入力内容が正しく表示されるか見ます。
送信後の完了画面も確認してください。
完了したか分からない状態では、同じ問い合わせが複数回送られる場合があります。
15. 自動返信メール
担当:双方
問い合わせた人へ届くメールを確認します。
会社名や電話番号、本文、差出人などが正しいか見てください。
古い担当者情報が残っていないかも確認します。
16. 管理者への通知メール
担当:発注企業
企業側へ問い合わせ通知が届くか確認します。
送信先が退職者や旧メールアドレスのままでは、問い合わせを見落とします。
実際の担当者全員で受信確認をしておくと安心です。
17. メールの受信・迷惑メール判定
担当:双方
フォームから送信したメールが、受信トレイへ届くか確認します。
迷惑メールフォルダへの振り分けも見てください。
複数のメール環境を利用している会社では、それぞれで受信を試すと安全です。
18. スマホ入力・個人情報同意・スパム対策
担当:双方
スマートフォンからフォームを入力します。個人情報に関する同意欄やスパム対策も確認します。
入力欄が小さいと、ユーザーの負担が増えます。
個人情報の取り扱いに関する表現は、会社の方針に沿って確認してください。必要に応じて専門家へ相談します。
SEO設定のチェック
ホームページをリニューアルする場合は、公開前のSEO確認が特に重要です。
検索順位に関わる設定もあるため、制作会社側で確認します。
19. title・meta description・H1
担当:制作会社
各ページのtitleやmeta description、H1を確認します。
制作時の仮タイトルが残っていないかも見てください。
同じ内容を機械的に全ページへ設定するのではなく、各ページの内容に合わせます。
20. noindex
担当:制作会社
公開するページにnoindexが残っていないか確認します。
noindexは、検索結果への掲載を防ぐための指定です。公開ページに残れば、検索流入へ影響します。
WordPressでは、検索エンジンへの表示に関する設定も含めて確認してください。
21. robots.txt
担当:制作会社
robots.txtで必要なページまでクロールを拒否していないか確認します。
robots.txtは、検索結果への掲載を直接禁止するための設定ではありません。
Googleも、robots.txtとnoindexを別の仕組みとして説明しています。
22. canonical
担当:制作会社
各ページのcanonicalが、意図したURLを指しているか確認します。
canonicalは、重複または類似するURLの代表をGoogleへ伝えるためのものです。
Googleはrobots.txtをcanonical指定の代わりに使わないよう案内しています。
23. XMLサイトマップ
担当:制作会社
XMLサイトマップが生成されているか確認します。
不要なURLが含まれていないかも見ておきます。
GoogleはXMLサイトマップを、URL情報を伝える方法の一つとして案内しています。
24. 301リダイレクト
担当:制作会社
リニューアルでURLが変わる場合は、旧URLから新URLへの転送を確認します。
設定がなければ、旧ページへアクセスした人がページを見つけられなくなります。
旧サイトと新サイトのURL一覧を作り、一つずつ対応させると確認しやすくなります。
25. 画像のalt属性
担当:制作会社
意味を持つ画像に、内容に合ったalt属性が設定されているか確認します。
装飾画像まで無理に説明文を入れる必要はありません。
画像の役割を考えながら設定してください。
26. OGP・favicon・構造化データ
担当:制作会社
SNSで共有した際のOGP画像やfaviconを確認します。
構造化データを設定している場合は、内容との整合性も見ます。
古い会社情報や制作環境のURLが残っていないか確認しましょう。
アクセス解析のチェック
公開後にホームページを改善するには、公開初日からデータを取れる状態が理想です。
27. GA4・Search Console
担当:制作会社
GA4が正しく計測されているか確認します。Search Consoleへの登録状況も見ておきます。
Search ConsoleのURL検査では、特定URLのインデックス状況や、公開ページがインデックス可能かを確認できます。
新規制作だけでなく、リニューアル時も設定の引き継ぎを確認してください。
28. 問い合わせなどの成果計測
担当:双方
成果計測を行っている場合は、フォーム完了や電話タップなど、成果につながる行動を計測できるか確認します。
GA4では、ページ表示だけでなく、リンクのクリックなどの操作もイベントとして計測します。重要なイベントはキーイベントとして設定できます。
電話クリックやメールクリックを重視する企業は、公開前に計測方法を決めておきましょう。
社内アクセスの扱いやプライバシー関連の設定も、自社の運用方針に合わせて確認します。
セキュリティ・運用のチェック
公開時点で問題がなくても、管理体制が決まっていなければ、その後の運用で困ります。
29. HTTPS・WordPress・管理者設定
担当:制作会社
HTTPSで表示されるか確認します。WordPress本体やプラグインの状態も確認してください。
管理画面については、不要な管理者アカウントがないかも見ます。
WordPress公式でも、本体やプラグインの更新と、更新前のバックアップが案内されています。
公開後も更新を続ける前提で考えることが大切です。
30. バックアップ・管理情報・運用体制
担当:双方
バックアップだけでなく、復元できる状態かを確認します。
サーバーやドメインの契約名義も整理してください。
更新担当者、制作会社の窓口、操作マニュアルの有無も決めておきます。
特定の担当者しか情報を知らない状態は避けましょう。担当変更があっても運用を続けられる体制が安心です。
公開当日・公開後に行うこと
30項目を確認しても、公開作業が終われば完了ではありません。
特にリニューアルでは、公開前のテスト環境と本番環境で状況が変わる場合があります。
公開直後には、まずDNSやSSLを確認します。ページのキャッシュが残っていないかも見てください。
問い合わせフォームも、本番環境から改めて送信します。管理者通知と自動返信の両方を確認しましょう。
リニューアルでURLを変更した場合は、旧URLへアクセスします。新しいURLへ正しく転送されるか確認してください。
Search Consoleでは、主要ページをURL検査で確認します。
また、旧サーバーを公開直後に解約するのは避けたほうが安全です。メールやファイルの移行漏れが見つかる可能性もあります。
数日後にはフォームやアクセス解析を再確認します。1か月程度たった段階で、アクセス状況や検索状況も点検するとよいでしょう。
制作会社と発注企業で確認項目を分けることが大切
ホームページ 公開前 チェックリストというと、制作会社が確認するものと思われがちです。
しかし、制作会社だけでは判断できない内容もあります。
会社情報、料金、サービス内容、問い合わせ先などは、発注企業による最終確認が欠かせません。
反対に、noindexやcanonical、リダイレクト、アクセス解析などは、制作会社が中心となって確認する分野です。
そのため、公開前には「誰が何を確認するのか」を決めておきましょう。
チェックリストを共有し、確認済みの項目を残しておけば、確認漏れも防ぎやすくなります。
確認漏れによって実際に発生した背筋も凍るような事態
ここまで公開前に確認したい項目をご紹介してきましたが、これらは単なる理想論ではありません。
私自身、Web制作の仕事を始めたばかりのころに、公開前の確認漏れで冷や汗をかいた経験があります。今となっては笑って振り返れるものもありますが、当時は公開後に問題へ気づき、慌てて対応したことを今でも覚えています。
こうした失敗があったからこそ、現在のクレフではチェック項目を設け、複数の視点で公開前確認を行っています。
ここでは、私が若かりし頃に実際に経験した3つの失敗をご紹介します。
noindexを外し忘れ、公開後も検索結果に出てこない
WordPressには、検索エンジンにサイトを表示させにくくするための設定があります。
ホームページの制作中は、未完成のページがGoogleなどに登録されないよう、この設定を有効にして作業することがあります。
ところが若かりしころの私は、公開時にその設定を解除するのを忘れてしまいました。
ホームページ自体は問題なく公開されています。URLを直接入力すれば閲覧できますし、デザインやフォームにも問題はありません。
しかし、しばらく経っても検索してホームページが出てきません。
確認してみると、公開前に解除するはずだったnoindexの設定が残ったままでした。
見た目では気づけない設定だからこそ、公開前チェックの重要性を強く感じた出来事です。
現在は、公開前だけでなく公開直後にもインデックス設定を確認し、Search Consoleなどでも検索エンジンからの認識状況を確認するようにしています。
問い合わせフォームの受信先が当社のメールアドレスのまま
ホームページ制作中は、問い合わせフォームの動作確認を何度も行います。
その際、お客様へテストメールが何通も届かないよう、受信先を一時的に当社のメールアドレスへ設定することがあります。
ある案件では、その設定をお客様のメールアドレスへ戻さないまま公開してしまいました。
しかし、本来お客様へ届くはずの問い合わせメールは当社に届いていました。
問い合わせフォームは「送信できるか」だけを確認しても不十分です。
誰に届くのか、自動返信メールは届くのか、差出人や返信先は正しいのか。公開前には実際の運用と同じ流れで確認する必要があります。
現在は、公開前と公開直後の両方でテスト送信を行い、お客様にも実際にメールを受信していただくところまで確認しています。
購入前の画像を使い、ウォーターマークが入ったまま公開
ホームページ制作では、有料の写真素材を使用することがあります。
制作途中では、購入前のサンプル画像を仮で配置して、デザインや構成を確認する場合があります。このようなサンプル画像には、画像提供会社のロゴや文字などのウォーターマークが入っています。
過去には、購入済みの正式な画像へ差し替える作業が漏れ、ウォーターマーク入りの画像が残ったまま公開してしまったこともありました。
ホームページ全体を見慣れてくると、制作中に何度も見ていた仮画像を「そこにあるのが当たり前」と認識してしまい、意外と気づきにくくなります。
画像そのものは表示されているため、リンク切れのような分かりやすい不具合にもなりません。
しかし、公開された企業ホームページにウォーターマークが残っていれば、ユーザーから見た印象はよくありません。
この経験から、公開前にはページを制作物として見るのではなく、一人のユーザーとして最初から最後まで見直すことも大切だと感じています。
仮画像、ダミーテキスト、仮の電話番号など、制作途中で使用したものが残っていないか。現在では公開前チェックの重要項目として確認しています。
まとめ|公開前は「見た目以外」の確認も忘れずに
ホームページを公開する前は、原稿やデザインだけを見て安心してはいけません。
会社情報、表示、リンク、フォーム、メール、SEO、アクセス解析、セキュリティ、運用体制まで確認する必要があります。
特に問い合わせフォームやSEO設定は、画面を見ただけでは気づきにくい部分です。
今回ご紹介した30項目を、ホームページ公開前のチェックリストとしてお使いください。
株式会社クレフでは、2003年の創業以来、大阪市中央区を拠点にホームページ制作やリニューアル、SEO対策、公開後の運用支援を行っています。
これからホームページを制作する企業はもちろん、現在進めているリニューアルの公開方法に不安がある場合もご相談ください。
制作して終わりではなく、公開後の運用まで見据えてサポートいたします。
大阪でホームページ制作ならクレフまで
無料でお見積り・ご相談承ります。
お気軽にお問い合わせください。

