WEB制作におけるターゲット選定について

コラム作成日:2022年3月18日 最終更新日:2024年5月31日

ホームページを新規制作、またリニューアルをされる場合には、必ず制作の目的やターゲット、ゴールなどを決めてからスタートします。今回はホームページ制作におけるターゲットについて、選定方法や具体例などをご説明します。

WEB制作のターゲットとは

ホームページを制作するときには、ターゲットを決めることは必要でしょうか。誰に見てもらうかを決めておくことは重要ですが、ターゲット層を広く考えすぎていたり、その逆であったとしても、良い結果は生まれません。

WEB制作のターゲットの基本

ホームページの制作をスタートする際には、まず要件定義を行います。その要件定義の際に、ターゲットについて確認します。

要件定義とは

ホームページを制作するときには、ホームページの概要を決めて、しっかりと目的を持ち、スケジュールに沿って制作することが大切です。そのため誰に向けてどんな内容を発信し、ホームページのゴールはどこなのか、といった概要を決めます。これを要件定義と呼びます。

また要件定義の後のホームページ公開、運用までの流れについてはこちらに掲載していますので、ご覧ください。

要件定義を行う際に「どういった人に向けて」ホームページの情報を発信するのか、という部分が明らかになると、ターゲットが決まります。

ターゲット選定の重要性

ホームページ制作において、ターゲット選定は極めて重要です。ターゲットを明確にすることで、サイトのデザインやコンテンツ、マーケティング戦略を効果的に計画・実行することができます。

ターゲット選定が正確であれば、サイトの成功率は大幅に向上します。なぜなら、ターゲットユーザーのニーズや行動パターンに合わせたコンテンツやデザインを提供することで、ユーザーエクスペリエンスが向上し、サイトの訪問者数やコンバージョン率が高まるからです。

金融機関の場合

また一方で、シニア層をターゲットとする場合は、シンプルで読みやすいデザインや、健康や生活に関する情報を提供することで、ユーザーの信頼を得やすくなります。

ターゲットを明確にすることで、サイト全体の一貫性が保たれ、ユーザーにとって魅力的なサイトが完成します。

具体的なターゲット設定とは

ターゲットを決めると一言で言っても「東京都に住んでいる人」や「サラリーマン」といっただけでは、それをホームページへ反映することは難しいです。

実際にその商品を選んだ人はどういった属性を持った人が多いのか、悩みや問題意識としてどういったことを考えているのか、深堀してターゲット設定をします。

1つターゲットを決めるヒントとしては、ゴール(商品購入やお問い合わせ)から過去にどんな人がいたのか確認することです。商品を購入しているのは、働く女性が多いのか専業主婦の方が多いのか、そういった傾向がつかめると、ホームページ制作のターゲット設定に生かすことができます。またゴールには至らずその手前まで来た人が分かれば、ゴールに近いターゲットの人も分かります。

ターゲット選定ミスのリスク

ターゲット選定を誤ると、サイトの効果は大きく低下します。ターゲットが不明確なままコンテンツやデザインを制作すると、ユーザーのニーズに合わないサイトとなり、訪問者が増えず、コンバージョンも期待できません。ターゲット選定ミスは、時間とコストの無駄につながるリスクがあります。

選定ミスの例としては、ターゲットが幅広すぎる場合、サイトのメッセージがぼやけてしまい、どのユーザーにも刺さらない可能性があります。また、逆にターゲットを狭くしすぎると、潜在的な顧客を取りこぼしてしまうことになります。正確なターゲット選定は、リスクを最小限に抑え、サイトの成功に直結します。

金融機関の場合

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ターゲットを決めるメリット・デメリット

ホームページ制作には、何のために制作するのか、誰に見てもらうために制作するのか、といった基本的なことは決めてから制作しますが、ターゲットを決めることにメリット・デメリットはあるのでしょうか。

メリット1:UI(ユーザーエクスペリエンス)の向上

ターゲットを明確にすることで、そのユーザーのニーズや好みに合わせたデザインやコンテンツを提供することができます。これにより、ユーザーはサイトを使いやすく感じ、満足度が高まります。例えば、若年層向けのサイトではトレンドを反映したデザインやコンテンツを提供し、シニア層向けのサイトでは文字を大きくし、シンプルで分かりやすい構造にすることで、ユーザーエクスペリエンスが向上します。

メリット2:効果的なマーケティング戦略の立案

ホームページ制作のターゲットを決めることで、マーケティング戦略をより効果的に計画・実行することができます。ターゲットユーザーが求める情報や商品をピンポイントで提供することで、広告やプロモーションの効果が高まり、ROI(投資利益率)を最大化することが可能です。                                                                       

メリット3:コンテンツの質の向上

明確なターゲットが設定されていると、コンテンツ制作の方向性が定まりやすくなります。ターゲットユーザーが興味を持ち、価値を感じるコンテンツを提供することで、サイト全体の質が向上し、ユーザーの信頼を得ることができます。

メリット4:リソースの効率的な配分

ホームページにはデザイナーやエンジニア、プロデューサーなど様々な専門家が関わっています。また1案件に関わる人は限られており、ターゲットを明確にすることで、限られたリソースを効率的に配分することができます。

すべてのユーザーを対象にするのではなく、特定のターゲットに集中することで、リソースを有効に活用し、効果的なサイト運営が可能になります。

メリット5:コンバージョン率の向上

ターゲットユーザーに合わせたデザインやコンテンツを提供することで、ユーザーの行動を促しやすくなります。例えば、ECサイトであれば、ターゲットユーザーに合わせた商品提案や購入フローの最適化により、コンバージョン率を向上させることができます。

メリット6:検索エンジン最適化(SEO)の向上

ターゲットユーザーに関連するキーワードを効果的に使用することで、検索エンジンの評価が高まり、サイトの検索順位が向上します。特定のターゲットに焦点を当てたコンテンツを提供することで、SEO効果を最大化することができます。

ターゲットを決めるデメリット

ホームページ制作においてターゲットを決めることは多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。潜在顧客の排除、コンテンツやデザインの制約、競争の激化、予測の不確実性、そして柔軟性の欠如といったデメリットを考慮することが重要です。これらのデメリットを理解し、バランスを取ることで、効果的なターゲット設定とホームページ制作が可能になります。

WEB制作の業種別ターゲット層

では実際ホームページのターゲットというのは、どういったユーザーを設定するのがいいでしょうか。業種別に具体例をみていきます。

飲食店・レストラン向けのWEB制作

飲食店・レストラン向けのWEB制作のターゲットは地元の人、会社員、観光客、若者・カップル、ファミリーの5つが考えられます。

1.地元の人(ローカルコミュニティ)

ローカルコミュニティとは、近隣に住んでいる人々、家族連れや常連客、地元のイベントやお祭りに参加する人々を指します。

具体的なアプローチ方法としては、以下の4つが考えられます。まずは近隣に住んでいる人を中心に地元ならではの情報でアプローチします。

  1. 店舗の位置情報やアクセス情報を詳しく記載する
  2. 地元のイベント情報や特典を提供する
  3. 地元の口コミやレビューを掲載する
  4. メニューや営業時間、駐車場の有無などの詳細を提供する

2.会社員

会社員は、近隣のオフィスで働く人や、仕事中のランチタイム仕事帰りに利用することが多い、また忙しいため効率的なサービスを求めるといった特徴があります。

このような会社員に対しては、飲食店を訪れる時間帯や理由によって以下のようにアプローチ方法を変える必要があります。

  1. ランチメニューやランチセットの情報を提供する
  2. テイクアウトやデリバリーサービスの情報を掲載する
  3. スピーディーな予約システムを導入する
  4. ビジネスランチの特典や割引を提供する

3.観光客

観光地周辺にある飲食店の場合はターゲットに観光客が含まれます。観光客は、短期間の滞在でその地域のグルメを楽しみたいと考えていたり、英語や他の言語の情報を求めることが多いといった特徴があります。

観光客がターゲットに含まれると、地元客とは求めるものが違うため、以下のようなアプローチが必要になります。

  1. 多言語対応のサイトを作成する
  2. 観光スポットからのアクセス情報を提供する
  3. 地元の特産品や名物料理の紹介
  4. 観光客向けの特典やセットメニューを提供する

4.若者・カップル

若者・カップルは、おしゃれなカフェやインスタ映えするスポットを好み、SNSでの情報発信や口コミを重視しています。またデートや友達との食事で利用することが多いことも特徴です。

若者・カップルにアプローチする方法としては以下の4点です。

  1. 写真やビジュアルを重視したデザイン
  2. SNSとの連携(Instagram、Facebookなど)
  3. 特別なイベントやプロモーションの情報を提供
  4. ユーザーが共有しやすいコンテンツを作成

5.ファミリー

ファミリーは主に子連れの家族を指します。小さなお子さんがいる家族は、ファミリー向けのメニューや設備を求めていたり、子どもが楽しめるアクティビティやサービスがある点を重視しています。

ファミリー層へのアプローチとしては、以下4点があげられます。

  1. キッズメニューやファミリーセットの情報を提供
  2. ベビーチェアやおむつ替えスペースの有無を明記
  3. ファミリーイベントや子供向けの特典情報を掲載
  4. 安全で快適な環境の提供をアピール

ターゲットと一言でいっても、地元の人から観光客、子連れファミリー層まで様々考えられます。ターゲットによってアプローチ方法が異なり、それをWEBで実現することで新規やリピーターのお客様の獲得が可能となります。

飲食店・レストラン向けのホームページ制作について特徴や必要なコンテンツについて解説したコラムもぜひご確認ください。

建築会社・工務店のホームページ向けのWEB制作

建築会社・工務店向けのWEB制作のターゲットは、新築住宅を検討している個人・ファミリー、リフォーム・リノベーションを検討している個人・ファミリー、商業施設やオフィスの建設を検討している企業、公共施設の建設を検討している行政機関の4つに分類できます。

1.新築住宅を検討している個人・ファミリー

新しい家を建てたいと考えている家族や個人、家のデザインや設備にこだわりがある人、長期間にわたる信頼関係を重視する人がターゲットとなります。

アプローチ方法としては以下となり、中でも施工事例やお客様の声は興味を持ったお客様の後押しとなり得るコンテンツのため、重要になります。

  1. 過去の施工事例やビフォーアフターの写真を掲載
  2. お客様の声や口コミを紹介
  3. 家づくりのプロセスを詳しく説明し、安心感を提供
  4. 住宅設計のトレンドや最新設備に関する情報を提供

2.リフォーム・リノベーションを検討している個人・ファミリー

リフォーム・リノベーションを検討している個人・ファミリー層は、現在の住居を改装したいと考えている家族や個人、快適さや機能性の向上を求めている人、信頼性や実績を重視する人のことを指しています。

リフォーム・リノベーションを検討しているということは、現在の住居に何かしら問題や悩みを抱えている人になるので、分かりやすく説明することやリアルなお客様の声が重要となります。

  1. リフォームやリノベーションの事例を紹介
  2. 施工のビフォーアフターの写真や動画を掲載
  3. お客様の体験談や口コミを掲載
  4. リフォームのメリットやプロセスをわかりやすく説明

3.商業施設やオフィスの建設を検討している企業

新しい商業施設やオフィスを建設したい企業、デザイン性や機能性を重視、プロフェッショナルな対応と信頼性を求める企業がターゲットとなります。

建築会社・工務店のターゲットには個人だけでなく、企業も入ります。個人向けと企業向けでホームページの入り口を分ける工夫をしていたり、個人と法人でコンテンツが全く違う場合にはホームページを分けている会社もあります。以下がアプローチ方法の参考例です。

  1. 大型プロジェクトの施工事例やポートフォリオを紹介
  2. 設計・施工プロセスを詳しく説明
  3. 企業向けの特別なサービスや対応を紹介
  4. 企業からの推薦状や評価を掲載

4.公共施設の建設を検討している行政機関

学校、病院、市庁舎などの公共施設を建設するためのプロジェクトがあり、高い品質と信頼性を重視することと、公共事業に関する実績が求められます。

アプローチ方法としては以下4つになります。

  1. 公共施設の施工事例や実績を詳しく紹介
  2. プロジェクトの成功事例を詳細に説明
  3. 公共事業における経験や専門知識をアピール
  4. 入札情報や手続きについての情報を提供

    建築会社・工務店のホームページ制作については、特徴や必要なコンテンツも解説したこちらをご覧ください。

    大学・専門学校のWEB制作

    大学・専門学校のWEBサイトのターゲットは、受験生およびその保護者、在学生およびその保護者、教職員および研究者、卒業生および同窓会メンバー、企業および産業界のパートナーが考えられます。

    1.受験生およびその保護者

    高校生や専門学校生など、進学を検討している学生、学生の将来や進路に対して高い関心を持つ保護者などは、学校のカリキュラム、進路サポート、キャンパスの雰囲気などを重視しています。

    そういったターゲットへのアプローチ方法としては、以下4点になります。

    1. 学校のカリキュラムや学科紹介、進路実績を詳しく掲載
    2. オープンキャンパスや説明会の情報をわかりやすく提供
    3. キャンパスライフやクラブ活動の写真や動画を掲載し、学校の雰囲気を伝える
    4. 保護者向けの情報ページを設け、学費や奨学金制度、卒業後の進路について説明

    2.在学生およびその保護者

    既に在学している学生と学業や学生生活に対するサポート情報を求める保護者が含まれ、課外活動や学内イベントに関心が高いと考えられます。

    在学生およびその保護者へのアプローチ方法は以下です。

    1. 学内イベントやクラブ活動、学科ごとの最新情報を提供
    2. 学生サポートやカウンセリングサービスについての情報を掲載
    3. 学費や奨学金、学内施設の利用方法など、保護者向けの情報を提供
    4. FAQや相談窓口の情報をわかりやすく掲載

    3.教職員および研究者

    教育や研究に従事する教職員もターゲットに含まれます。学内の情報共有や研究活動のサポートを求めたり、教育研究環境の充実を重視しています。

    アプローチ方法としては、以下です。中々コアターゲットとはなりませんが、一定数閲覧しているユーザーが、教職員および研究者です。特有の情報提供などがあるため、どこに情報が集約されているか一目でわかる工夫が必要です。

    1. 研究成果や論文、プロジェクト情報を掲載
    2. 教育資源や学内のサポートサービスについての情報を提供
    3. 学内の情報共有プラットフォームやツールについての詳細を掲載
    4. 教職員専用のポータルサイトやアクセス権限の設定

    4.卒業生および同窓会メンバー

    卒業後も母校との繋がりを持ちたいと考える卒業生がターゲットとなりホームページのユーザーです。同窓会活動や学校とのつながりに関心が高く、母校の発展や後輩への支援に貢献したいと考えています。

    卒業生および同窓会メンバーに向けたアプローチは以下になります。

    1. 同窓会活動やイベントの情報を提供
    2. 卒業生インタビューや成功事例を紹介
    3. 寄付や支援の方法についての情報を提供
    4. 卒業生向けのニュースレターやメールマガジンの配信

    5.企業および産業界のパートナー

    学校との連携や協力を求める企業がターゲットとなり、インターンシップや就職支援に関心が高く共同研究や技術開発のパートナーシップを重視しています。

    企業および産業界のパートナーとして、以下の情報掲載を求めています。

    1. 企業連携プログラムやインターンシップの情報を提供
    2. 就職支援センターのサービスや企業向けのイベント情報を掲載
    3. 共同研究や技術開発に関する情報を提供
    4. 企業からの推薦状や成功事例を紹介

    大学のホームページ制作のポイントを経験豊富なWEBディレクターが解説しています。ぜひご確認ください。

    不動産のWEB制作

    不動産は、賃貸・売買など様々な分野に分かれており、ホームページ上では各ターゲットごとにページを分ける工夫も必要です。ここでは、住宅購入を検討している個人・ファミリー、賃貸物件を探している個人・学生、投資物件を探している投資家、売却を検討している物件所有者、企業や商業施設の物件を探している法人に分けて解説いたします。

    1.住宅購入を検討している個人・ファミリー

    新しい家やマンションを購入しようと考えている家族や個人としては、ロケーション、価格、間取り、学区などを重視し、住宅ローンやファイナンスに関する情報を求めています。アプローチ方法としては、以下4点になります。

    1. 詳細な物件情報(写真、間取り、設備、周辺環境など)を掲載
    2. 住宅ローンのシミュレーションやファイナンス情報を提供
    3. 過去の購入者の口コミや体験談を紹介
    4. オープンハウスや内覧会の情報を提供

    2.賃貸物件を探している個人・学生・ファミリー

    賃貸アパートやマンションを探している学生や個人、ファミリーは、ホームページ上で家賃、間取り、アクセス、周辺の利便性を重視し閲覧しています。また短期契約やペット可などの条件にも関心をよせています。

    こういったターゲット層にアプローチする方法としては以下になります。

    1. 賃貸物件の詳細情報(写真、間取り、設備、周辺環境など)を掲載
    2. 物件の空き状況や即入居可能な物件の情報を提供
    3. 学生向けに特化した物件や短期賃貸物件の紹介
    4. 賃貸契約の流れや初期費用についての情報を提供

    3.投資物件を探している投資家

    不動産投資に興味を持つ投資家もターゲットとなり、収益性、リターン、リスクを重視しています。また物件の管理や運営に関する情報を求めています。アプローチ方法は以下です。

    1. 投資物件の詳細情報(収益率、賃貸実績、将来の見通しなど)を提供
    2. 投資シミュレーションやリスク分析のツールを提供
    3. 物件管理や運営のサポートサービスについての情報を掲載
    4. 投資家向けのセミナーやイベント情報を提供

    4.売却を検討している物件所有者

    物件を売却したいと考えている個人や企業がターゲットとなります。売却価格の査定や市場価値に関心があり、売却プロセスのサポートを求めています。アプローチ方法としては、以下の4つです。

    1. 売却査定ツールや市場価値の算定方法を提供
    2. 売却の流れや必要な手続きについての情報を掲載
    3. 成功事例や過去の売却実績を紹介
    4. 売却サポートサービスや担当者の紹介

    5.企業や商業施設の物件を探している法人

    オフィスや店舗、倉庫などの商業施設を探している企業は、立地、広さ、設備、賃料を重視し、法人契約や特別条件に関心があります。

    1. 法人向けの物件情報(広さ、設備、立地、賃料など)を詳細に掲載
    2. 法人契約の流れや特別条件についての情報を提供
    3. 商業施設の成功事例や導入事例を紹介
    4. 法人向けの内覧会や物件ツアーの情報を提供

    不動産ホームページの制作で必要なコンテンツや制作手順については、こちらをご覧ください。

    まとめ

    WEB制作におけるターゲット設定は、制作の上でとても重要です。

    ターゲットの決め方としては、まずはホームページの目的やゴールを決めることです。どういったことを達成するために、そのホームページの制作を行うか、という部分を決め、そのためには誰にホームページを見てもらう必要があるのか、という流れでターゲットを決めることができます。

    またターゲットはより具体的に決めることもポイントです。
    性別や地域など何か一つだけ決めるのではなく、普段どのような行動をしていて、どのような問題点を抱えているのかというところまで考えます。

    業種別でターゲットを見ると、その業種に関わる人がターゲットとなるのは当たり前ですが、ターゲットが広すぎると、ホームページに様々なユーザーが見に来ても必要なコンテンツが、必要としているユーザーに届かない可能性があります。

    つまりそのサービスを展開する会社の強みやアピールポイントも考えて、ターゲット設定をするとより効果的といえます。

    弊社では、ターゲット設定を含むホームページ要件の整理から依頼いただくことが可能ですので、お困りの場合はお気軽にホームページ制作のクレフまでお問い合わせください。